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- 作品展のご紹介
- 2022.03.22
「江戸切子 伝統工芸士 根本達也 作品展」
「江戸切子 伝統工芸士 根本達也 作品展」のご紹介です。
【会期】
KAGAMI銀座ショップ店内 :2022.3.4 (金)~2022.5.11(水) ※木曜定休日
KAGAMIパレスショップ店内 :2022.5.14(土)~を予定。 ※年中無休
【略歴】根本達也
1983 ㈲根本硝子工芸入社
2004 江東区優秀技術者認定
2007 経済産業大臣指定 伝統的工芸品 伝統工芸士に認定
2016 東京仕事プロジェクト 優秀賞 受賞
2018 第30回江戸切子新作展<銀座> 関東経済産業局長賞 受賞
◆展示作品の一部をご紹介◆
1.「雫」
雫の形が特徴的で、琥珀色に赤や緑の色被せした冷酒杯です。
「優れたカットデザインを楽しめる事」が根本氏の作品の魅力であり、この作品もそのひとつ。
雫を形づくっているカーブカットは、カット幅に強弱をつけながら曲線で描いており、雫のイメージをより繊細に表現しています。
作品を間近で見てみると、細部へのこだわりや技術の高さから、根本氏の作品の魅力により気が付くことができます。
2.「胡蝶 Hu Die」
クリアなガラスに赤、黄、青などの色を被せたオールドグラスです。
蝶のシルエットが側面のカットデザインの一部として使われています。
蝶を蝶として表現しすぎずデザインの一部として扱っていて、この作品に対するこだわりや根本氏の美学のようなものが感じられます。
グラス底面にはユニークで魅力的なカットが施されています。
底面の特徴的なカットも根本氏の特徴のひとつです。新しい作品を見るたび新しいデザインで新しい感動をもたらしてくれます。
3.「菓子鉢 蓮」
琥珀色に紫色を被せた作品です。
曲線を描きながら広がる形と、伝統紋様の”菊繋ぎ”が強い存在感を放ちます。
豪華でありつつも、上品な佇まいを有しています。
これは根本氏の作品にみられる”繊細なカット”と”曲線の美しさ”から来るのかもしれません。
4.「飾り皿 襟元」
琥珀色に青色のガラスを被せた飾り皿。
曲線カットや玉カットなどで着物が表現されています。
大胆なデザインの中に見える細部の丁寧な仕上がりが、根本氏らしい繊細な作品と言えます。
いかがでしたでしょうか。他にも様々な作品をご用意しております。
是非店頭でご覧下さい。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
【会期】
KAGAMI銀座ショップ店内 :2022.3.4 (金)~2022.5.11(水) ※木曜定休日
KAGAMIパレスショップ店内 :2022.5.14(土)~を予定。 ※年中無休