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作品展のご紹介
2021.12.22

「江戸切子 伝統工芸士 高野秀德 作品展」

「江戸切子 伝統工芸士 高野秀德 作品展」のご紹介です。

江戸切子 伝統工芸士 高野秀德 作品展

【会期】
KAGAMI銀座ショップ店内 :2021.12.17 (金)~2022.3.2(水) ※木曜定休日
KAGAMIパレスショップ店内 :2022.3.5(土)~2022.5.12(木) ※年中無休

【略歴】高野秀德
1991年 ㈲瀧澤硝子工芸入社 伝統工芸士瀧澤利夫氏に師事
2011年 第23回江戸切子新作展 最優秀賞受賞
2014年 日本の伝統工芸士「江戸切子」認定
2017年 (株)タカラトミー「伝統工芸╳プラレール」江戸切子製作
2019年 第31回江戸切子新作展「アザミ(Ⅱ)」WEB投票第一位

◆展示作品の一部をご紹介◆

「ロックグラス-アザミ-」

「ロックグラス-アザミ-」

1.「ロックグラス-アザミ-」

グラス口元から底を覗くと、アザミの花をイメージしたカッティングが現れるロックグラスです。作品の特徴として上へと伸びる鋭い模様と細かな菊籠目があげられます。”連続模様を使用したら面白いデザインができるのでは?”という高野氏の発想が生んだ作品で、曲線のリズムを大切にしながらデザインされたそうです。
第31回江戸切子新作展では同じアザミの花がデザインされた大皿がweb人気投票で1位を獲得しました。(本作品展に大皿の出展はありません)

「蓋物」

「蓋物」

2.「蓋物」

色の組み合わせが印象的な可愛らしい蓋物の作品です。上蓋を作った後に下の部分を上蓋に合わせて成形するなど、時間や工程を多くとって丁寧に作り上げられています。全て宙吹き(※)で作られているためそれぞれの形に個性があって、お気に入りの作品を探すのも楽しそうですね。
※宙吹きとは、ガラスの成形技法のひとつです。一般的な製造方法の型吹きではなく、竿先についたガラスに息を吹き込む際空中でふくらませ成形する技法です。

「花籠Ⅱ」

「花籠Ⅱ」

3.「花籠Ⅱ」

今迄にご紹介した「蓋物」作品で使われている花のデザインから派生して生まれたロックグラスです。2色のガラスで作られていて、色の組み合わせを特に大切にしているそうです。”色使い”と”花”という組み合わせにより、季節の移ろいを感じるようなストーリー性のある作品になっています。

「帯Ⅱ」

「帯Ⅱ」

4.「帯Ⅱ」

グラス側面に菊繋ぎの帯が巻かれているかのようなデザインのグラスです。ガラスを2色使い、色の境界をおぼろげに仕上げることで、色味豊かな趣のある作品を作り出しています。

2色の外被せ作品は今回の作品展の新作です。単色の色被せガラスでは表現することが難しい味わい深い色調が大きな魅力になります。


いかがでしたでしょうか。他にも様々な作品をご用意しております。是非店頭でご覧下さい。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

【会期】
KAGAMI銀座ショップ店内 :2021.12.17 (金)~2022.3.2(水) ※木曜定休日
KAGAMIパレスショップ店内 :2022.3.5(土)~2022.5.12(木) ※年中無休