寒さは日ごとに厳しくなりますが、年末に向けてどことなく心は暖かくなるような季節になりました。寒すぎるのも暑すぎるのも辛いものがありますが、四季折々の気候を感じられる日本は、やはり素敵な場所だと実感します。

さて、２回ほど制作を追ってご紹介してきた「銀座オリジナル　ワイングラス」ですが…ついに完成しました！
アタリから切子、検査まで、順を追ってご紹介します。

まず、ペンでアタリをつけてから切子を施します。
初回のアタリは前回ご紹介したようにカット幅まで細かく描きますが、生産時はこのようにカット線のみを描き入れます。

職人の手によって丁寧にカットが施されていきます。
ぱっと見た目の可愛さはもちろん、じっくりと見たときのクオリティの高さに驚かされます。

回転するダイヤモンドホイールにガラスをあてて彫り進めます。
カットの深さが揃わないと、星の中心がきれいに出ません。シンプルな柄ですが、高い技術がうかがえます。

切子が施されたグラスは、検査にうつります。
ガラスに傷や泡がないか、人の目で入念にチェックをします。

検査を通ったグラスの脚に金シールが貼られていきます。
これは「検査を通ったA品です」という証のシールなのです。金シールが貼られたら、完成までもう少しですね。

リボンを付けて箱詰めです。
赤色の布に白と緑がよく映えます。このグラスについているリボンの色を決めるのに時間がかかりました…。
色や重ね方、緑の見え方にこだわっています。

出荷を待つグラスたち…
皆様にお会いできるのを今か今かと待ちわびています。

銀座ショップオリジナルワイングラスの販売は11/25（火）から。
数量限定で、銀座ショップ・本社ショップ・ネットショップにてご購入いただけます。