KAGAMIの歩み
カガミクリスタルの創立者 各務 鑛三(かがみ こうぞう)は、日本の近代ガラス工芸が確立していない当時 南満州鉄道株式会社の子会社 南満硝子に所属していましたが昭和2年(1927)兼ねてから熱望していたドイツに留学し、クリスタルガラスの加工技法 特にグラヴィール彫刻を修得し日本へ帰国します。
昭和5年(1930) 東京市滝野川に「各務クリスタル工芸硝子研究所」を設立し、カット・グラヴィール彫刻作品の創作活動を開始。
そして昭和9年(1934)に我が国初のクリスタルガラス専門の一貫生産設備工場「各務クリスタル製作所」を東京市蒲田に創立し、国産クリスタルガラスの製造を開始しました。
- 1930年(昭和5年)
- 東京市滝野川に各務クリスタル工芸硝子研究所設立
- 1934年(昭和9年)
- 各務鑛三、日本初のクリスタル専門工場「各務クリスタル製作所」を東京に創立
- 1937年(昭和12年)
- パリ万国博覧会名誉賞受賞
- 1939年(昭和14年)
- ニューヨーク万国博覧会名誉賞受賞
- 1943年(昭和18年)
- 内親王御婚礼にあたり御用品製作納入
- 1948年(昭和23年)
- 資生堂ホワイトローズ香水瓶、納入開始
- 1952年(昭和27年)
- 在外公館再開、外務省へ在外公館備品としてクリスタル製品納入開始
- 1958年(昭和33年)
- ブラッセル万国博覧会グランプリ受賞
- 1959年(昭和34年)
- 皇太子ご成婚にあたり妃殿下御用品製作納入
- 1960年(昭和35年)
- 東宮御所ご造営に際し、壁面ガラス製作施工各務鑛三、日本芸術院賞受賞
- 1961年(昭和36年)
- 吹上御所ご造営に際し、壁面ガラス製作施工
- 1964年(昭和39年)
- サントリーインペリアルウィスキー瓶、納入開始
- 1968年(昭和43年)
- 皇居新宮殿ご造営にあたり、国賓正餐用食器及びシャンデリア納入
- 1974年(昭和49年)
- 迎賓館赤坂パレス正賓用及和風食器納入
- 1975年(昭和50年)
- 宮内庁へ外交団正餐用新細脚ライン製作納入
- 1982年(昭和57年)
- 東宮御所ご贈品製作納入
- 1985年(昭和60年)
- カガミクリスタル株式会社に改称、日本板硝子(株)資本100%になる
- 1990年(平成2年)
- 天皇陛下御大礼饗宴用食器製作納入本社・工場を茨城県龍ケ崎市へ移転
- 1992年(平成4年)
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皇太子御成婚にあたり、東宮御所御用食器製作納入
新吹上御所ご造営にあたり、天皇皇后両陛下御用食器製作納入 - 1996年(平成8年)
- 各務鑛三生誕100年記念展開催
- 1997年(平成9年)
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外務省へ在外公館(日本国大使館)正餐用の新細脚ライン製作納入
弊社商品が茨城県郷土工芸品に指定される - 2000年(平成12年)
- 天皇皇后両陛下茨城県行幸啓に際し、松浦松夫グラヴィール作品お召上げ
- 2002年(平成14年)
- 新「首相官邸」へ正餐用クリスタル食器納入
- 2008年(平成20年)
- 外務省在外公館(日本国大使館)正餐用の新細足ライン製作納入
- 2010年(平成22年)
- 天皇皇后両陛下御用食器製作納入
- 2016年(平成28年)
- ブランドロゴ、マークを一新。ブランド名をカガミクリスタルからKAGAMIへ。