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- 作品展のご紹介
- 2024.11.25
江戸切子職人「新鋭三人展」
銀座ショップにて開催中の「新鋭三人展」をご紹介をいたします。
【会期】
〇KAGAMI銀座ショップ店内 :2024.11.8 (金)~2024.12.4 (水) ※木曜定休日
※こちらの展示は銀座ショップでのみの開催となります。
【展示概要】
―時代を切り拓く江戸切子の職人たち―
江戸時代に始まった江戸切子の伝統は、今も尚、職人によって受け継がれ、現在まで続いていますが、
職人の数は年々減少し、技術を継承していくことが困難になってきています。そんな中、才気あふれる
次世代の若手作家達が切磋琢磨し合いながら江戸切子の技術を守り続けています。
本展では、江戸切子の伝統工芸士を親に持ち、技を受け継ぎ、更に発展させていく若手切子職人三人
の作品をご覧いただきます。
◆展示作品の一部をご紹介◆
篠崎翔太「星朧」 翔砡(ネオジウム単色×砡)
篠崎翔太氏は篠崎硝子工芸所の三代目。祖父、父は江戸切子界で初めて親子で伝統工芸士に認定された、
初代篠崎清一氏と二代目篠崎英明氏。そんな二人の意思を継ぎながら新しい技術を加え、新たなデザインに挑戦し、
江戸切子の世界を広げようと日々邁進しています。
オリジナルで開発した被せガラス「翔砡」を纏ったグラス。
柔らかい色合いのネオジウムガラスに砡を被せており、光の当たり方で模様の見え方が移り変わります。
精緻なカットは手にする度、氏の持つ高い技術を実感いただけます。
根本幸昇 「蝴蝶-Hu Die-」 幸砡(クリア× エメラルドグリーン砡)
根本幸昇氏は根本硝子工芸社の三代目。初代根本幸雄氏と二代目根本達也氏の大胆かつ繊細なデザインと
確かな技術を受け継ぎ、自身の感性と融合し更なる高みを目指しています。
” 工芸から藝術へ ” 国境を越え、本物を求める個人と作り手を結ぶ環境づくりを企画し、伝統工芸の世界に新風を吹き込んでいます。
オリジナルで開発した被せガラス「幸砡」を纏ったグラス。
細かく繊細な菊つなぎ紋と滑らかな曲線で表現されたグラスは、どの角度から見ても美しく風格ある一品です。
鍋谷海斗「夢華」海砡(クリア× インディゴ砡)
鍋谷海斗氏は鍋谷グラス工芸社の四代目。今までの江戸切子にはなかった独創的なデザインで魅了する父、
鍋谷淳一氏。その息子として、父とはまた違う道筋で、江戸切子の本質的な魅力を表現しようと情熱を注いでいます。
オリジナルで開発した被せガラス「海砡」を纏ったグラス。
美しい曲線と伝統紋様の菊繋ぎ・八角籠目が見事に調和した一品です。
いかがでしたでしょうか。ご紹介した商品の他にも、個性溢れる品物が並んでおります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
※ご紹介した商品は、在庫切れの場合がございます。ご了承ください。