information
ブログ
- 作品展のご紹介
- 2019.05.21
「江戸切子 伝統工芸士 鍋谷淳一 作品展」
銀座ショップで開催中の、「伝統工芸士 鍋谷淳一 作品展」 のご紹介です。
場所:KAGAMI銀座ショップ店内
会期:2019 / 5 / 3 (金)~2019 / 6 / 26 (水) ※木曜定休日
【 鍋谷淳一 略歴 】
1966年 東京都出身
1995年 ㈲鍋谷グラス工芸社入社
2008年 経済産業大臣指定 伝統的工芸品 伝統工芸士に認定
2017年 第29回江戸切子新作展 江東区優良賞 受賞
2018年 第30回江戸切子新作展 東京都産業労働局長賞 受賞
2018年 第17回関東伝統工芸士会作品コンクール 日本伝統工芸士会賞 受賞
◆展示作品の一部をご紹介◆
「飾り皿- 彩」
琥珀色のガラスに紫色を合わせた作品。
高潔さを感じる色の組み合わせと独特なデザインが強い存在感を発します。
中央の菊繋ぎは裏面からカットされ、表面は玉カットが施してあります。
玉カットのくぼみに、高密度の菊繋ぎが映り込み、均一な模様にアクセントを付けています。
「オールド- 惑星ロック」
透明なガラスに2種類の色ガラスを被せた多色被せ作品。
モチーフである”惑星”という宇宙規模の壮大さを斬新な色使いで表現します。
「オールド- プラネットロック」
上でご紹介した”惑星ロック”同様、多色被せの作品。
色ガラスの被せ方の違いで現れる無色透明のガラスを利用し強いアクセント付けました。
同じ多色被せでありながら、その構成変更で我々を魅了します。
「オールド- 水玉菊繋ぎ」
丸みあるグラスに、斜めに彫られた菊繋ぎ紋と可愛らしい水玉模様が特徴的な作品。
並べて置くことで模様がひとつの波のように繋がり、小気味よいリズムが生まれます。
その連続性により水玉模様からはポコポコと心地よい音が聞こえてきそうなほど。
単体での完成度も高く、底のカットは光が美しく反射するように設計されています。
「オールド- 雨燕ロック」
空を自由に飛ぶアマツバメが、大きなシルエットで描かれた多色被せ作品。
同じデザインからそれぞれの色で思い浮べる情景の違いを楽しむことができるグラスです。
いかがでしたでしょうか。江戸切子の型にはまらず新たな表現を模索していることが伺える意欲的な作品たちを是非店頭でご覧下さい。
「伝統工芸士 鍋谷淳一 作品展」 は 2019年6月26日(水)までとなります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。