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- 作品展のご紹介
- 2019.07.05
「江戸切子 伝統工芸士 鍋谷聰 作品展」
銀座ショップで開催中の、「伝統工芸士 鍋谷聰 作品展」 のご紹介です。
場所:KAGAMI銀座ショップ店内
会期:2019 / 6 / 28 (金)~2019 / 8 / 28 (水) ※木曜定休日
【略歴】
鍋谷聰 (1969年 / 東京都出身)
2010年 経済産業大臣指定 伝統的工芸品 伝統工芸士に認定
2013年 東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞 大賞(都知事賞) 受賞
2015年 ロンドン在英日本大使館「Cut-Glass Accents」出展
2019年 第18回関東伝統工芸士会作品コンクール 関東伝統工芸士会会賞 受賞
◆展示作品の一部をご紹介◆
「花器- 紫陽花」
厚みのある重厚なクリスタルガラスに正確かつ丁寧なカット施した花器。
氏の得意なデザイン”紫陽花”。
ガラスの特性を活かした独特の技法で、透明に磨き上げた手前のカットに奥のカットが映り込み表現されています。
「ぐい呑み- 光華 (菊つなぎ)」
琥珀色のガラスに色ガラスを被せたぐい呑み。
下半分に色ガラスを残し、上半分は琥珀色だけになるようにカット。色のコントラストが優雅な風合いを醸し出します。実用性にも配慮した口元はなめらかなカットで仕上げられています。
手に持ち傾け覗き込むと、タイトルにある”光の華”が出現します。
「ぐい呑み- 漣SAZANAMI」
陽にあたった漣(さざなみ)の、心地よい光と動きをイメージしたぐい吞み。
グラスを透過した光はまさに漣から生まれたような模様になり、グラスの足元を心地よく照らします。
「ロック- 泉光」
動きのある大きなカットと繊細な菊つなぎを組み合わせたロックグラス。
鍋谷氏が特にこだわるという”正確でなめらかなカット”。
緩やかな曲線が美しいラインを作り出します。
角度により映り込む表情は刻々と変化し、絶え間なく湧き続ける泉を表現。
「ロック- 陽光」
陽光(ひのひかり)のような温かみと穏やかさをイメージして製作されたロックグラス。
色被せガラスに線の細い菊つなぎのカットが、柔らかな色彩を生み、穏やかに輝きます。
内側から覗き込むと、伝統柄の菊花紋による各色の光の輪が煌めきます。
いかがでしたでしょうか。鍋谷氏の作品を是非店頭でご覧下さい。
「伝統工芸士 鍋谷聰 作品展」 は 2019年8月28日(水)までとなります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。