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- 作品展のご紹介
- 2021.10.25
「切子職人 但野英芳 作品展」
10/15(金)~12/15(水)まで開催される、「切子職人 但野英芳 作品展」のご紹介です。
【会期】
KAGAMI銀座ショップ店内 :2021.10.15 (金)~2021.12.15 (水) ※木曜定休日
【略歴】
但野英芳(1970年)2006年 国の伝統工芸士に認定
2016年 第19回日本伝統工芸士作品展 衆議院議長賞受賞
2017年 第28回江戸切子新作展 経済産業省関東経済産業局長賞受賞
2019年 国の伝統工芸士 自主返納。(一職人としてシンプルに江戸切子を制作したく、伝統工芸士を返納。)
江戸切子新作展、大阪工芸展、全国工芸品コンクールなど様々な作品展で受賞多数。
◆ 展示作品の一部をご紹介 ◆
「四季-秋」
透明なガラスと2色の色ガラスで秋の紅葉を描いた作品。
黄と赤のグラデーションや濃淡のある色使いが、鮮やかな秋を思わせます。
また、ガラス生地は厚く作られ、丸みを帯びた形状からは日本の風情を感じます。
「さくら」
桜の花をデザインした蓋物の作品です。
蓋と底に表現された桜は可愛らしく、側面には宝石のようにちりばめられた菊籠目が贅沢な仕上がりになっています。
「氷華」
上半分がオレンジ、下半分が青の配色になっている花器に、氷の結晶を思わせる繊細なカットがされている作品です。
この2色の対比は、冷たい氷が溶け始める、春の訪れを告げているかのようです。
「間道文」
琥珀色のガラス生地に青や赤の色ガラスを被せた、ぐい呑み。
底面には菊繋ぎを施し、足もとの曲面のカットから写り込むように作られています。
上部の青や赤の色ガラスにも曲面カットがされていて、下地となる琥珀色をぼんやりと現わすことで、全体の印象を柔らかくまとめています。
シンプルに見える外観に対し、よく見ると繊細な加工を施してある味わい深い作品です。
「crossⅡ」
「線織面」という、平面的な直線が立体的な曲面に見える技法を用いた作品です。
細く繊細なカットだけで構成された模様と色のグラデーションが相まって、独自の強い存在感を持つ大皿です。
いかがでしたでしょうか。こちらでは展示作品の一部をご覧頂きました。
但野氏の世界を是非店頭でもご覧下さい。
※ご紹介した作品は売り切れの場合がございます。ご了承ください。
※転売目的のご購入はご遠慮ください。
※ご予約もお受け出来ますが、お時間をいただきます。詳しくはショップスタッフにお尋ねください。
(銀座ショップ:03-3569-0081)
「切子職人 但野英芳 作品展」は、2021年12月15日(水)までとなります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。